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フ・リ・ン ~年下の男の子と~
第6章 雨からのエスケープ

予想だにしない文面にアタフタと取り乱しちゃう。
わたしはパートだからサボって、たとえクビになっても仕方ないけれど、浩平クンは正社員だからそんなことをしちゃいけない。
ズル休みなんかしたら立場が悪くなるだけだし、それが原因でクビにでもなったらそれこそ大変。
やっとこの会社に就職できたはずなのに、また職なしになるなんて、それに今はそんな簡単に次の仕事を見つけることなんかできないんだからと。
とにかく浩平クンがばかなズル休みの連絡を会社にする前に止めなきゃいけないと、返信のメールを打ち始めるけれど、気が動転していてうまく文章にできないでいたら、この携帯に浩平クンから電話がきちゃった。
「もっ、もしもし」と気は焦っているけれどマナーは守って口元に手を添えて声を潜めながら電話に出る。
わたしはパートだからサボって、たとえクビになっても仕方ないけれど、浩平クンは正社員だからそんなことをしちゃいけない。
ズル休みなんかしたら立場が悪くなるだけだし、それが原因でクビにでもなったらそれこそ大変。
やっとこの会社に就職できたはずなのに、また職なしになるなんて、それに今はそんな簡単に次の仕事を見つけることなんかできないんだからと。
とにかく浩平クンがばかなズル休みの連絡を会社にする前に止めなきゃいけないと、返信のメールを打ち始めるけれど、気が動転していてうまく文章にできないでいたら、この携帯に浩平クンから電話がきちゃった。
「もっ、もしもし」と気は焦っているけれどマナーは守って口元に手を添えて声を潜めながら電話に出る。

