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新課程-性教育-
第6章 6限目

「どうぞー。」

いつもの加藤先生の声。

「失礼します…。」

わたしは加藤先生の数学が本当に分かりやすくて
1年のときもよくこうやって数学指導室に来ていた。

「あ、北見か。
そこの奥に扉があるだろ。
そこ入ってて。」

そう言うと先生は何か準備しだす。

わたしは入ったことのない部屋へ一人で入る。

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