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第2章 再会したくなかった

それからは大輝に会いたくなくて
美波の家に行くことはなくなった。


美波にはうちのクラスに好きな人が出来て
放課後はうちのクラスで過ごすことが多くなっていた。


「大輝、元気？」

「元気だよー！なんか彼女できたらしいよ。
　中学生のくせに生意気だよね！」

「そうなんだ」


笑いながら言ったつもりだけど
ちゃんと笑えていたのかはわからなかった。


それから数日後、美波はその好きな人と
つきあえることになったと、報告してくれた。