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Could you walk on the water ?
第7章 強要ストリップ
「うちの連中が奥さんを襲ったっていう証拠があるのか、大介」

3名の若者による、妻に対する陵辱行為。

一部始終を目撃した大介は、雇い主である堀内にすぐに強硬な抗議をした。

山のふもとにある堀内工務店の本社ビルに、大介は押しかけていた。

「堀内、お前が連中に聞いたらどうだ。認めないとはいわせないぞ」

「大介、俺だって逃げるつもりはない。もう既に事情は聞いているさ」

「そいつらは何て言ってるんだ、いったい」

ラフなポロシャツ姿の堀内は、大介に細めた視線を注ぎながら言った。

「あの晩、奥さんとしばらく一緒に過ごしたのは事実だとな」

「それで」

「だけど、俺たちは誘われたって言ってるぜ。あそこの茂みに行って少し遊んでいきましょう、って言ったのは奥さんだってな」

「ふ、ふざけたことを・・・・・・・」

「大介、お前、ちゃんと奥さんを可愛がっているのか?」

「何だと・・・・・・・・・・・・」

「若い連中に言わせるとな、こういうことらしい。最近、夫が少しも構ってくれないから、寂しくてたまらない。時には男の体が欲しくなるのもわかるでしょう、だから少しは遊んで、って」

「妻が・・・・・妻がそんなことを言うわけないだろう!」

大介の叫び声に、社長室外にいた女性秘書があわてて部屋に飛び込んできたが、堀内は落ち着いた様子で彼女を外に出した。

「大介、お前、現場にいてみんなの様子を見ていたっていうじゃないか」

「それは・・・・・・・・・」

「奥さんの様子はどうだったんだ。激しく抵抗していたのか、それとも抵抗するふりして、どこかで楽しんでいる感じだったのか」

「堀内、それは妻に・・・・、いや、全ての女性に対する侮辱だ・・・・」

構うことなく、堀内は続けた。

「昔と変わらねえな。正論だけを振りかざすところはよお・・・・」

「・・・・・・・」

「大介、お前、どうしてすぐに止めなかった? こっそり奥さんがされるのを見てたんじゃないのか?」

「・・・・・・・」

「どこかで期待してたんだろう。奥さんがあいつらに最後までされるのを」

「堀内・・・・・、お前ってやつは・・・・・・・」

それ以上の会話を放棄し、大介はその場を飛び出した。

「大介! 奥さんは寮でも大人気だぜ!」

背後のドアの向こうから、堀内の高らかな笑い声が聞こえてきた。
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