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第10章 コスプレ

斉藤さんは毎日午前７時３０分に出勤です。

玄関や待合室の掃除をして･･･
プレイルームの点検をして･･･
そしてお客さんからの予約電話の受け付け･･･
開店前から大忙しの斉藤さん。

店に寝泊まりしている私は
いつしか斉藤さんの開店前の仕事を
手伝うようになっていました。

誰から頼まれたわけでもありませんが･･･
そして･･･給料は出ませんが･･･。


そんなこともあって･･･
斉藤さんと私はだんだんと親密になり･･･

あの夜･･･
フィニッシュの練習台に
斉藤さんがなってくれた夜･･･

とうとう一線を越えてしまいました。