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第11章 朝を迎えた開交パーティ

だれでも閲覧可能で、大好況の
「絶頂ノート」には、
これまで会員が書き遺した面白い情報が
山盛りに書かれています。

その中で、最も面白いこと項目は、
リクエスト欄です。

何でも書き放題のノートには、
参加者が持つ性癖を中心に、
いろいろな要望と提案が書かれています。

読んでいると、お腹を抱えて笑ってしまいます。
珍プレーや、不思議なセックス提案があるからです。

「口口移し」という秘技もそうです。

ペニスが子宮口を探しだして、
子宮口をこじ開けて、射精するという技です。

射精後の精液が全部子宮に納まってしまうので、
膣穴から絞り出そうと思っても出てこないという
ちょっと神がかりな交わりです。

次回はそれができる会員に来てもらいます。

それらを全員参加で楽しめるよう、
アレンジと演出をするのが私の役割です。

時々、気晴らしに屋外でパーティを行います。
そして、年に数回は温泉旅館にバス旅行します。

ラブホテルやシティホテルも使いますが、
何でもそろっているのは
やっぱり私のマンションです。

私の役割は、朝食を用意して笑顔で
送り出すところまでです。

さあ、新メニューを考えなきゃ。

（今日もいいお天気です）