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サイドストーリー3
第8章 数学のセンセイ
弥生ちゃんが何となく元気がない。

「どうした?」
そう聞くのは簡単な事だけど、
それで正直に答えるとは思えない。

友人関係とか仕事関係とか、そんなことなら俺の出番じゃない。

けどな。
男関係ならガッツリ俺の出番だし。

まさか、生徒が弥生ちゃんにちょっかい出してんじゃねぇだろうな。
と、俺は自分の事を棚に上げて心配になった。

ホワイトデーは土曜日で弥生ちゃんは午前中に授業が終わって
はやめに仕事も終わるだろう。
そう思ってサプライズで待ち伏せする事にした。
2年ぶりに来た学校は何も変わっていなくて
裏口近くで時間を見計らって待っていた。

そこに、体育科の岩田と弥生ちゃんが歩いてきた。
なんだ?あいつ。

日も傾きかけた午後の道で、俺に気付かず通り過ぎた2人の会話は
ため息が出るもんだった。

「飯田先生。この後、早めの食事に行きませんか?」
「2人での食事はちょっと」
「学年末テストも終わったことですし。今日はホワイトデーなので奢りますよ」

ホワイトデー・・・ねぇ。
岩田ぁ、弥生ちゃんにチョコもらってねーだろ?

「今日は用事がありますので」
「じゃぁ、いつ行きますか?」

そんな二人の会話にため息が出る。
岩田は女の誘い方も知らねぇのか。

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