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第2章 動き出す

次の日、仕事が終わってから和哉を呼び出した。




「おぅっ、隆一！昨夜はどうも～」


相変わらず軽いノリで、奴はやって来た。





「おまえ、彩夏のアドレスいつの間に」


「落とす女は、直接口説かないとな(ニヤリ)


「ところで、彼女が出来たってどういうことだ！説明しろよ」


「まぁまぁ…落ち着けって！こういうことだ。

俺と彼女と、おまえら夫婦がご飯食べに行く約束をする…

隆一君は、急な残業で来れなくなるっと…あとは、この俺にお任せあれ！」







和哉の話を聞いていると


とんだ茶番劇が始まる気が気がしてきた。