パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 愛しあう日々

『ど……どうした…の？いきなり……』

『俺にとってはいきなりではないんだけど、環には…いきなりだよな…』



食事が済んで、二人でコーヒーを啜り始めるまで、次の言葉は無かった。


『ねぇ……』

最初に口火を切ったのは環だった。


『ﾝ？………あ、さっきの話だよね？』


『そう……いきなりで……』


『ここに文句は無いんだよ。ただ…』


いつもになく、煮え切らない、鉛のように重そうな悠太の唇が動きはじめるのを、環は待っていた。



やがて、悠太は関を切ったように話し出した。