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翻弄の果てに
第4章 穏やかな日々
姉さんが作ってくれた弁当をほおばりながら、このあと、伝票整理、商品の入れ替え、売上計算など、まだ、山のようにある残務処理にため息をついていた。

「悠太の移動販売車商店」か……。全部一人って、こんなに大変なんだ……



しかし、爺ちゃん婆ちゃんの嬉しそうな顔には代えられない!

『よしっ!』

悠太は、残務処理に向かった。
まあまあ、順調だな。
明日は、出さないから、生鮮食品は全部下ろして、と。




『お先、失礼します!』って、挨拶したら、残ってたのはオーナーだけだった。


「要領の悪さに笑えるな…」 とにかく、疲れた。



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