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第1章 序論

「土産よろしくね」


まだハルが力を入れてあたしを抱きしめていたから顔は見れなかったけど極力かわいくお願いする。

たまにはこんなのもいいでしょ？

私の彼は甘いマスクを持ち街に出れば必ずスカウトされるくらいイケメンでその上服のセンスもバッチリ

もちろんお土産のセンスもね



あ、危ない

一番大切なこと聞くの忘れてたわ


「いつまで出張にいくの？」