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ピンクの扉
第1章  ピンクの扉
翌朝、シーツを洗い、お布団を日光浴させた。
昨夜の淫乱なシミが恥ずかしい・・・

お隣の奥さんが見たらどう思うだろう。
いい歳をしておねしょをしたと思うだろうか?なるべくお隣さんにシミが見えない角度でお布団を干した。

さあ、お隣さんと顔を合わさないうちに早く家の中へ入ろう。
そそくさとベランダを後にしようとした瞬間、お隣さんがひょっこりベランダに顔をだした。

「あら、奥さん。今朝はずいぶんとお早いんですね。」
おはようございます。
さりげなく挨拶をかわしながらも、体をお布団に近づけ、シミを隠そうとした。

「あら?奥さん・・・そのシミ・・・」
お隣さんが目ざとくお布団のシミを見つける。

いや、これはその・・・
思わず口ごもってしまう。

「うふふ、いいのよ奥さん。そんなに隠さなくても。いいわねえお盛んで。うちなんて、もうすっかりごぶさたで。うらやましいわあ。お宅のご主人、アッチの方、強そうですもんねえ。」

アノ時のシミだとバレている!顔から火が出そうだ。

ほんとに、そんなんじゃないんですのよ。などと白々しく言い繕いながら、家の中に飛び込んだ。


寝室のベッドを確認すると、マットレスにもかすかにシミができていた。
そのシミを、そっと手でなぞってみる。

思わず、下腹部が熱くなる。主人が札幌に行く日まで、毎晩可愛がってもらおう。

今夜は思いっきりセクシーなパンティーを履くことにした。
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