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ピンクの扉
第17章 第三部 序章
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体は疼くのよ。
体はね…
でもね、オナニーしちゃおうって気分にならないの
枕の下に隠してあるバイブを手にとっても
おまんこに挿入したいとも思わないし、
お風呂でシャワーをアソコに当てて
指遊びしたいとも思わない。
でも…体だけは疼くのよね。
急病になったといえば
主人は慌てて帰ってきてくれるかしら。
でも、亜梨沙(現地の主人の同僚どうも二人はデキてるようで…)の匂いがするおちんちんなんて
イヤだし…
『ピンポーン』
あら、来客だわ。
私はテレビドアホンの画面を確認しました。
「あら、PTA会長さん…」
何かご用かしら。
私、あれから彼女の息子さんには
手を出していませんけど。
そう、彼女の息子さんと、
うちの娘の由香は恋人同士。
息子さんの悩みを聞いてあげてるうちに
私ったら、ついうっかり
彼(息子さん)と肉体関係を結んじゃったの。
そしてPTA会長の彼女からは
ご子息を誑かせたと叱責を受けるわ
レズビアンを強要されるわで
とんでもない時間を過ごす事になったのだけれど…
でも、あれ以来、
ご子息とはセックスもしていないし
彼女がわざわざうちに来る理由もないはずだけれど。
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