この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ピンクの扉
第17章 第三部 序章

「背広は?背広は大丈夫なの?」

PTA会長の問いかけに
木下校長はジャケットを脱いで
コーヒーがかかっていないか確かめました。

「背広は大丈夫ですが…
ほれ、カッターシャツが…」

そう言って私に白いワイシャツに
茶色いシミが付いている部分を見せつけました。


私は申し訳なくて

「ごめんなさい」と頭を下げるばかりでした。


「シャツも脱ぎなさいな。洗ってあげるわ」

会長はテキパキと校長に指示を出します。

「そう?悪いねえ」

悪いねと言いながら、
洗ってもらうのが当然のように
校長はどんどんと脱いでいきます。


私は校長先生の下着姿など見てはいけないと
視線を外しましたが
PTA会長さんったらテキパキと指示して
頼りがいのある姉さん女房のようです。

(もちろん、年齢的には
校長先生の方がはるかに年上なんですけど)


それにお二人のざっくばらんの態度から
もしかしたらこのお二人は
肉体関係があるのかしらなんて思ってしまいました。


「桃子さん!なにをボーッとしてるの!
校長先生は下着までコーヒーがかかってしまったのよ!
やけどしてたらどうすんの
早くタオルを濡らして持ってきて冷やしてあげないと!」


PTA会長さんの叱責に、
私は我に帰って慌ててタオルを水で濡らしてきました。

/252ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ