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ピンクの扉
第11章 東京

『おいおい…いきなりかよ…
お前の母親はもっと上手にリードしてくれたぞ。
普通はキスしたり、
甘い言葉を囁きながら抱き合ったり
少しずつハードになっていくものだろう?』


いつもながらセックスは由佳が支配した。

甘いキスもないままに
由佳は彼のペニスをフェラチオし始めていた。


母親譲りと言っていいものかどうかわからないが
由佳のフェラチオはほんとに上手だった。

まだまだ桃子のような技巧はないにしても
由佳のフェラチオは
ティーンエイジャーの域を超えていた。


『あなたがしっかりリードしてあげてね』

不意に桃子の言葉が頭を掠めた。



そうだな…男の俺がしっかりリードしなきゃ…

そう思うと彼のペニスはますます硬く大きくなった。


「由佳…」

「ん?なあ~に?」

「今日は俺に身を委ねろ」

そう宣言すると、佐藤明夫は体勢を入れ替え、
由佳の躰に覆い被さった。

由佳の唇を舐め回しながら、
器用に由佳の服を脱がしていく。

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