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第1章 レイプされているのを覗く

オレが高校生二年の時の話。最初は七月の初め。

オレは達也。
一年生のときに同じクラスになった英里と付き合っていた。

英里はショートカットでボーイッシュ。
美人ではないけど丸顔のかわいい見た目で男子からも人気があったから、オレはちょっといい気分だった。

でも見た目がボーイッシュだったから、あいつ絶対処女だろ、お前らまだやってないだろ、とか言われてんだけど、実際は放課後に共働きのオレの家で毎日のようにやってたし、家に来れない時は、学校の旧体育館の用具室でこっそりしたり、学校の近くの駅のそばにある駐車場のすみっこでフェラチオさせたりしていた。

　オレは英里の前にも付き合ったことがある女の子がいたが、英里はオレがはじめての彼氏だった。
　だから当然処女だったし、その処女を奪ったのもオレだ。

　恥ずかしがりながらもオレに言われるまま、駐車場でフェラチオしたり、オレの部屋で裸になる英里。

　男子生徒に人気のある英里は男友達も多く、そんな友達を英里がしゃべっている間に、オレは英里とのセックスを思い出しながら優越感に浸ったりもしていた。


　中には英里をおかずにしているっぽい奴もいたが、そんな奴も嫌だと思う前に、想像でしか英里とやれないあいつと、実際にやれるオレの違いに、やっぱりオレはいい気分になっていたのだった。