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第3章 ☆☆☆

でもお兄さんの誕生日だし・・・




わたしは覚悟を決めて、着ている服を脱ぎ始めた。




ミニスカサンタのコスプレは思ったよりも短い丈で、
ワンピースだから、スカートを引っ張るとおっぱいが出てしまう。




無理！

タイツは脱げない！



お兄さんのマフラーもひと巻きだけして
体が少しでも隠れるようにした。



サンタの帽子を被り、肩に白い袋を掛けて持つと
恐る恐る洗面所から出る。

さ、寒い！


リビングのドアは閉められていて
少しだけ開けるとあたたかい空気が流れてきた。