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第8章 葛藤

辛い…辛い辛い辛い辛い。


辛すぎる…


｢…っく、｣


ぱたんとベッドに倒れて、大泣きした。


｢わああああああ｣


声が枯れるまで泣いた。


涙も枯れるまで泣いた。


枕カバーやベッドシーツがぐしょぐしょになっても気にせず泣き続けた。


外が暗くなっても明るくなっても、あたしの涙は止まらなかった…













外からの光がオレンジ色だ。


あたし、丸1日泣いてたのか。


大学もサボっちゃったな…まあいいや。


どうせ今の時期、出席取るだけだもんね。


まだ最低でも1年あるのに…


中退とかになっちゃうのかな…


ぼんやりとしばらく考え、重い身体を起こした。


髪はぼさぼさ、服はよれよれ。


顔なんてもう…鏡見れるかな。


そっとベッドから立ち上がり洗面所へ向かい、鏡の前に立った。


｢うわぁ…はは｣


ぶっさいく、だ…


顔が顔じゃなくなってる…


しばらく鏡の前で立ち尽くし、お風呂場に行き服を脱ぐ。


シャワーしよっと…


全裸になり、お風呂場の全身鏡に自分の姿を映す。


毎日努力して作ったくびれ


蒼汰さんに揉んで貰って数カップ大きくなった胸


7キロ痩せて肉が取れた脚、二の腕


いつも翻弄されてる膣内…