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want to be ...
第11章 甘い夜






そう言うと、再び優しく笑って首を振られる。


「お前はもう、俺の女だから。前に関係があった、
他の女達みたいにいい加減に扱いたくねぇんだ。
…いやでも多分、…いや絶対
すぐに激しく抱いちまうようになると思うけど…、
今日は優しくさせて?」


ものすごく優しく…もう、美咲さん以上じゃないかってくらい優しく愛しそうにあたしを見て言われるけど、首を振る。


「やだ…っあたし、この時をずっと待ってたの。
激しく激しく、抱いてほしいんです…
そんな遠慮いらない…だって今更じゃないですか。
お願い、いっぱい激しくして?いっぱい…」


そう言うと、息を飲む蒼汰さん。


「っ…、お、前…」


「ドMでも何とでも罵っていいから。
あたしは激しい蒼汰さんで慣らされてるんです…
激しくしてください…」


「…!」


ごくりと生唾を飲んだ蒼汰さんの瞳に、一瞬獣のような鋭い色が宿った。


そして。


「…いや。後悔するぞ、杏奈。
今の俺…ずっと杏奈抱いてなくてすげー溜まってんの。
それでも優しくしたくて言ったのに、
そんなこと言ったらマジで加減出来ねぇぞ。
…ほら。こんなんなってんの、俺の」


そう言って触れさせられた、蒼汰さんのモノ。


「…!」


何、これ…


蒼汰さんが穿いてるジーンズを飛び出さんばかりに膨れ、カチカチに硬くなったモノ。


そっと手を動かすと、びくりと震えて蒼汰さんの表情も甘く歪む。


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