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第11章 甘い夜

蒼汰さんの全てが入ると、久しぶりの感覚にイってしまい、思わずきゅうっと締め付けると蒼汰さんが悩ましげな甘い声を発する。


そして、ゆっくりと動き始めた。


両手を恋人繋ぎで絡めて、ゆっくりだった動きがだんだん速くなり、シーツに皺を作る。


ひたすら正常位で突かれ、そして。


｢…っく、イく…っ｣


｢っあ、あぁっあっ…！｣


あたし達は同時にイき、蒼汰さんがあたしの中に熱い液体を放出する。


すごい量のそれを最奥に放出するようにググッとアソコを押し込んで、あたしの顔の横に頭をつけて荒い息を吐く蒼汰さんは、出し終えると身体を起こして再び律動を始めた。


｢い…っぁぁあ！だ…っあっあっあぁっ、
やぁあ激し…っん、んんっ、あぁーーー｣


それからも様々な体位で抱かれ続け、イかされ続け、あたしはただ蒼汰さんに身体を預けて喘いでいた。


騎乗位で抱かれ、揺れに合わせて揺れるあたしの胸の乳首を身体を起こしてキスし、舐める蒼汰さん。


そのまま身体を抱かれ、ものすごい勢いで中を突かれる。


｢やぁあぁぁあ！あっあっあっはぁっあっ…
はぁっはあぁっ、…っ！あぁあ…！｣


最奥に押し込まれ、何度目か分からない精液を放出されて、痙攣してガクガク震える。