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第18章 俺と杏奈の関係解消　蒼汰SIDE

幹事や進行を、頼まれるどころか俺がやる前提で準備が進んでた。くらい2人の近くにいたんだし。


なぁ…


はっきり言って自慢じゃないけど…


いや自慢だけどさ。


俺多分…いや絶対、美雪さんよりも咲人さんよりも大樹よりも一緒にいたんだよ、美咲と。


｢蒼汰、おはよ～｣


から始まって、


｢蒼汰、バイバーイまた明日ね～｣


まで、ずーっと。


そのやり取りをほとんど毎日繰り返して…さ。


放課後だってしょっちゅうお互いの家言ってゲームしたり、街行ったりさ。


恋人どころか夫婦みたいだったのにさ。


それなのに…何で俺じゃねぇの？


なぁ、何で？美咲…


｢もっ…やぁあ！お願いやめてっぁぁあ…っ！｣


何で大樹なの？


｢ひぐ…っう、うぅ…っもぉやめて、お願いやめてぇえ｣


俺の何がダメなの…何がいけねぇの。


大樹みたいに完璧になればいいの？


違うよな、美咲は人の建前気にしない女だもんな。


｢ねぇ…っやぁあ！あぁ…っあ、う…｣


じゃあ何、思いの大きさ？


んなもんブラックホール並だっつの。


こんなにお前を愛してんのに、


｢はぁ、はぁ、…っ、く…はぁ、はぁ｣


俺のモノにならねぇならさ…


｢お願い…っもぉやめて、やめてぇ…っ｣


いっそ殺してやろうか…？