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want to be ...
第24章 Request Story♡ 2人の1日 Ⅱ






「蒼汰さん、たぶん砂糖と塩間違えちゃってます」


「…え」


「めちゃくちゃ甘いです、このハンバーグ。
というか、ハンバーグに砂糖は使いません」


「そうなの?」


「それに玉ねぎが大きくて生のままです」


「…、みじん切りが分かんなくて…」


「すっごく細かくしなきゃなんですよ」


「へぇ…」


「あと、もうちょっとこねた方がいいですね」


…料理って難しいな。


「スープも…やっぱりこんにゃくは合わないですね」


「…うん」


悪いところだらけだな。


ちょっと落ち込んでると。


「でも、ありがとうございます。
蒼汰さんがあたしに作ってくれたものですし、
全然そんなの気にならないです」


「…さっき爆笑してたじゃねぇか」


「あれは…覚えててくれたんですね、
あたしがチーズハンバーグ好きだって事」


「…あ、あぁ…」


「あたし、ハンバーグの中でも
特にチーズハンバーグが大好きなんですよ」


2人で外食に行き、洋食の店に入った時、メニューを見ながら嬉しそうにそう言ってた事を覚えていた。


そしてチーズハンバーグを頼み、食べてる時の嬉しそうな笑顔が頭を離れなかった。


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