パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第26章 Secret Story　大樹 × 杏奈

翔平や麻友もアメリカだし…宅配か何かかな？


軽く考えてインターホンを覗き、玄関に行きかけて…固まった。


…えっ！？


再びインターホンを覗いて、外にいる人物を確認して驚愕する。


だっ誰っ！？


…って、あんな美麗な人は知る限り1人しかいないし、間違えようがないんだけど…


…え、何でっ！？


慌てて深く深呼吸し、恐る恐る扉を顔半分開け、長身の恐ろしく美麗な彼を見上げると。


インターホンでは横を向いてた顔をあたしの方にちらりと向け、小さく礼される。


｢こ、…こ、こんにちは｣


｢…どうも｣


｢っ！｣


しゃ、喋ってくれたぁぁあ！


初めてだぁあ！


って、どうもって言われただけだけど！


今こんにちはじゃなくてこんばんはだけど！


なんて1人ツッコミをしつつ、聞いてみる。


｢…あ、あの？今日はどういったご用件で…？｣


恐る恐る聞くと、は？という感じに美麗な顔を歪めるその人は…隣の部屋に住む美咲さんの彼氏、高宮大樹さん。


…ひぃ！


驚いて、ごめんなさい、と謝ろうとすると、その前に大樹さんの言葉に遮られた。