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第26章 Secret Story　大樹 × 杏奈

｢だめ…っもういや、やぁああ…！｣


気持ちいい…もっとして。


もっともっと…


ひたすらにイキまくって、突かれて、突かれて、快楽が体を支配しておかしくなって。


更に大樹さんを求めた、その瞬間。


ずるりと抜かれた大樹さんのモノ。


｢…！？｣


驚いて目を見開き、大樹さんを見つめてしまう。


｢やっ…な、何で…？どうして…｣


｢…嫌なんだろ？｣


｢えっ…｣


｢さんざん嫌がってたもんな。やっぱりやめるわ…
嫌がってるお前を抱いても全然楽しくねぇしな｣


え…！？


嫌だ…嫌だよ。


やめないで…！


｢やだっ…ねぇ、抱いて…っ｣


｢えー…？｣


大樹さんが心の中でほくそ笑んでるなんて知らず。


｢お願い…っ｣


あたしは大樹さんを強く求めた。


｢…ははっ、そう…。じゃあ、態度で表せ、態度で｣


｢…っ？｣


｢俺に愛されたいならその口で、俺を求めろ｣


｢…っ｣


迷いは、なかった。


｢大樹さんがほしい…
…っ、めちゃくちゃに、してください。
あたしだけを愛してください…っ！｣


言って…しまった。


｢…ふ、上出来…。しばらく離さなくても怒らねぇな？｣


必死で頷いた。


｢もっ…いっぱい抱いてください…っ｣


何もかもどうでもよくなった。


今はこの強烈な快楽に溺れていたくて…


｢はっ…もう二度と嫌だなんて言わせねぇからな｣


｢っあぁぁぁあー！｣


再び、最奥まで勢いよく突き入れられたモノ。


そこからはひたすら、強烈な深い快楽に堕とされて、上がれなくなってしまった。


全身が性感帯になりイき過ぎて喘ぎすぎて声が掠れ、それでも酷い快楽から、ひたすら大樹さんに抱かれ続けた。