この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
want to be ...
第26章 Secret Story 大樹 × 杏奈






















「…」


目をゆっくり開く。


薄暗い室内。


瞬きを繰り返して体を起こし、ぼんやりと自分の体を見下ろして…目を見開いた。


「…えっ!?」


この服…あの日の!?


「…っな、え…!?」


どういう事!?


一気に冴えた頭でキッチンを覗くと…


「どうなってるの…」


あと焼くだけの状態で置いてあるグラタン。


大樹さんのはチーズ多めにしてある。


それなら、もうすぐ…


「こんばんは」


「っ…」


…大樹さん。


放心状態で大樹さんを見上げるあたしに首を傾げ、電気を付ける大樹さん。


「どうした、電気も付けないで」


「っ…、…あ、あの…大樹さん」


「ん?」


「さ、最近…記憶喪失なりました?」


「…?ははっ、何言ってんの、なってねぇよ」


「…っ」


「どうした、突然」


じゃあ、今までのは?


あの日の…あの時の前に戻ってる?


これは一体なに…夢?


「ビール、…!」


はっとして冷蔵庫へ向かい、中を見たけどビールの缶は1本もない。


「あ、ビールねぇの?買ってくるわ」


「あ…っ」


それなら、ここで。


大樹さんにビールを買いに行かせたら。


/500ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ