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第7章 解…消？

｢大樹さんより長い間美咲さんと一緒にいたなら
分かるでしょ？美咲さんがどんな人間かなんて。
美咲さんは安い女ですか？尻軽女ですか？｣


｢あたし、大樹さんに同情します。
まともな告白もしないで、ネチネチといつまでも
自分の彼女のこと思われてるんですよ？｣


｢ましてやお2人、身体の関係あったんでしょ？
いくら付き合ってない期間のことだからって
未だに追いかけてるの女々しすぎます！
もうお2人結婚したんだからいい加減諦めて、
あなただけを見てるあたしに気付いてください！｣


｢普通なら一緒にいませんよ。自分の恋人のこと狙ってる
同性となんて絶対近寄らないし嫌だし怖いです。
大樹さん、なんて優しいんでしょう…
美咲さんの彼氏じゃなかったら全力で狙ってました。
美咲さんの海より深い素晴らしい包容力にも
気付いたらどうですか？｣


｢美咲さんほどじゃないけどあなたもかなり鈍いこと
いい加減気付いてくれません？ていうかですね、
あなたの内面知って好きでいる女なんて
あたしくらいですから！普通の女は、あなたに寄ってきても
中身知ったら離れていきますから。
断言します。てかもう一度言います。
離れて行きますから。離れて行きますからぁあ！｣