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第15章 天才化キャンディー

それからしばらくして･･･

人間語を喋る犬が南都大学周辺に
大量に現れるという怪情報が
世間を騒がせました。

ジョセフィーヌが金色キャンディーを
周囲の犬に食べさせて回ったのです。

しかし･･･その騒ぎも２週間で
収まりました。

捕獲されたジョセフィーヌは･･･
もはや人間語を喋りません。

普通の犬です。

キャンディーの効果が切れたのです。

もはや金色キャンディーはありません。

再び同じキャンディーは作れません。