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煮詰めたシチュー
第7章 パソコン画面に描かれたシュールレアリスム
    
もう一度むかいの夢魔を見据えると『なぁに?』という顔つきで眉を上げています。
思わず目を伏せました。

――――(ものすごく現実感のある夢だな・・・)

ビールを含み、枝豆に手を伸ばします。
ザラッとした塩の感触が指に伝わりました。
サヤから豆をひねりだして口に入れると、ツルンとした豆の舌触りがあります。
カミカミするとまぎれもなくいつも通りの枝豆の味がしました。
リアルすぎます。



   
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