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煮詰めたシチュー
第3章 雑記 弁当箱は自分で洗え
   
そんなご時勢というのもあって余程のことがない限り、知らない子供に声を掛けることはありませんが、以前あまりにもポカスカやられっ放しの男の子がいたので、さすがに割って入ったことがありました。

事情を聞くと、ナントカジャーごっこをやっていて、パンチが強過ぎるだの、ワルモノ役がなかなかやられてくれないだのと、かわいい手で相手を指差して互いのなじり合いが始まりました。

もっと上手に遊べないものかと思いましたが、まぁまぁとなだめて当事者同士を握手させ、頼まれもしないチビさん達のケンカの仲裁をしました。

弱い者イジメはいけませんが、やられっ放しで泣いてるのもどうかと思いながら、その後はしばらく河川敷で妻と時間を過ごしました。
泣いてても笑ってても、お天気の公園に子供の声が響くというのはいいものです。


   
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