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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第3章 妄想が現実を塗り潰していくまで
笑いながら擦ってやる。
若葉は切羽詰まった声を出した。

「ダメっ! ……で、ちゃう! だめっ!」

段差のある場所を強めに刺激してやると、若葉はすぐに吐精した。
飛び出した粘液が俺の口元にまで到達する。

「……はえーよ」

舌を伸ばして雫を舐めとると、俺はわざと機嫌が悪そうに呟いた。

「ご、め……!」

悪いのは俺なのに、若葉は泣きながら謝ってくる。

「まだこっちは終わってないからな」

「ひゃあぅっ!?」

腰をつかみ直して、打ち付けを再開する。
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