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好きなもの
第1章 好きなもの
主人に恋をした
6年前、出版社に起案を通して本を出版した。それ以来、主人は単行本を書いていない。
社会的に本離れが進み、今は出版社が潰れる時代。起案を通すのは現実的に不可能。6年前も、様々な条件を揃えたにも関わらず、起案を通したのは奇跡だった。
この6年、主人は息子を育てて、私を愛し環境を用意してくれた。
そんな中、私がこのサイトに来た。
楽しく作品を作る人たち。
楽しみに更新を待つ人たち。
私も主人の文章を読みたいと思った。
私が願ったのは、
祖母兄弟の戦争体験の本。
願っただけではなく
主人が書かざるえない条件を全て揃えた。
朝、主人から
やる気にしてくれてありがとう。
少し恥ずかしそうな優しい顔。
その笑顔に
10年ぶりの恋をした。
6年前、出版社に起案を通して本を出版した。それ以来、主人は単行本を書いていない。
社会的に本離れが進み、今は出版社が潰れる時代。起案を通すのは現実的に不可能。6年前も、様々な条件を揃えたにも関わらず、起案を通したのは奇跡だった。
この6年、主人は息子を育てて、私を愛し環境を用意してくれた。
そんな中、私がこのサイトに来た。
楽しく作品を作る人たち。
楽しみに更新を待つ人たち。
私も主人の文章を読みたいと思った。
私が願ったのは、
祖母兄弟の戦争体験の本。
願っただけではなく
主人が書かざるえない条件を全て揃えた。
朝、主人から
やる気にしてくれてありがとう。
少し恥ずかしそうな優しい顔。
その笑顔に
10年ぶりの恋をした。