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藤の舞
第3章 治療1・剃毛
「ムースを拭き取りますね。」

ホットタオルを乗せて拭う。

そこから、剥き玉子のようにツルンとした秘部一帯がお目見えした。

完全に露出した花弁そのものも小刻みに震えていて、恥ずかしい部分は丸見えになる。
獲物は自分の姿を知らない。

「剃毛は終わりましたよ。感染源の毛は全く無くなりました。」

獲物がお腹に乗せていた手を片方持ち上げて顔を隠す様子が手元のこちら側のモニターに映し出される。


反則ではあるが、目隠しカーテンの向こう側を映すカメラが1台あり、上半身の様子もしっかり見えているのだ。

顔を少し横に向けて恥ずかしがり、目と口を手で中途半端に隠し、顔を赤くする獲物の表情はこちらでわかる。


バレたら医師はもちろん、社会的にも抹殺され、無論犯罪であることは重々承知だが、やめられない。

恥部を直接見ているのに顔を盗み見るのは犯罪なのか?

そう思うと可笑しな話で、そのくらいいいだろう?と僕の良心は思っていた。

そして、丸見えの陰部がヒクヒクと羞恥に震えるのをしばらく堪能した。

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