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第15章 誘惑

そして、アタシのナカに入れたいと思ってくれることが嬉しくて、素直に立ち上がった。

ヘッドボードにいき、水を飲む。

｢貴方も飲む？｣

｢ああ、飲ませてくれ。｣

今度はアタシが頬に水を溜めて男に近づいた。

唇を重ね、水を流し入れていく。

合わせて腰を落とし男のモノをナカに迎え入れていった。


ｺﾞｸﾘ…凄く気持ちいい…

男を近く感じ、膝下をベッドにつけて跨がる。

腰を持ち上げて上下に動かし、男を味わいながら、口づけもする。

男に抱き締められ、沢山触れ合い繋がった気がした。

｢こうした方が、もっといいんじゃないか？｣

男がベッドの縁ギリギリに腰掛け、アタシの足をベッドから落とす。

ぷらんと床に付かない足は不安定に揺れ、一ヶ所で男を受け止め自分を支える。


奥の、男を溜め込んだ空間に、また男が入ってきて、放たれた愛が押し出されて出てきた。

ああぅぅ…

ほらね…


アタシは男の肩に手を置いて、上がっては男にキスをして、下りては男を奥に迎える。

男は片手でアタシのお尻を撫で回しつつ支え、片手で乳房を揉んでいた。