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藤の舞
第7章 治療5・塗薬治療その2
洗面台を収納し床をモップで拭く。

長いこと失神させておけないので、手を揺すって起こす。

「電気治療は終わりましたよ。次の治療に入ります。」

っふぁ…

獲物がキョロキョロしている。

「気付きましたね。」

「わ…私…」

「気持ち良すぎて失神してしまったんですよ。」

「っえ…失神…」

「初めてでしたか?
あまりにも快感が過ぎると意識が保てなくなるんですよ。」

「っは、先生…すみませんでした。私、失禁して…」

「それも初めてでしたか…
お漏らしではなくて、潮噴きです。」

「潮噴き…」

「スムーズに性交するための準備として出る分泌液が、一気に出るんです。
とても良かったということですよ。

では最後の治療に入りますよ。」

「はい、すみませんでした。」



私は何てことをしてしまったんだろう。

治療外というのに、快楽を求めて先生に要求して、潮噴き等と初めての快感を知り、更に気を失ってしまうなんて…

ふしだら過ぎる。


治療、そう最後の治療をしっかり受けなくては…

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