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藤の舞
第8章 痒み
「昨日はご自宅での薬の塗り方を説明出来ませんでしたから、今日は実地で指導しますね。」

「ふぁ…はぃ…」

「今は分かりやすく色つきのクリームを塗っていただきます。
終わったら流して、僕の方で昨日のように治療して行きますね。」

「膣内の塗布は終わったとして、クリームを取って前から後ろに塗ってください。」

獲物の手の辺りに台を置きクリームを用意する。
本人は塗る部分は見えないが、こちらからはカーテンを越えて陰部に手を伸ばす様子が丸見えだ。

獲物の白い指にクリームが掬い取られ、恥丘がピンクに塗り込まれていく。

次にボトルを手に持ち、両人差し指にクリームがつけられた。

モニターから獲物が横を向いて恥ずかしそうにしているのが見える。

意を決したのか、クリトリスを隠す肉の割れ目に中指を当てて、それを左右に開き始める。

「しっかり開いて外側から内側へと塗っていくのですよ。」

「っ…はいっ…」

割れ目に自分の指を差し入れただけで、ぷるん、ぷるんと肉芽が震える。

薬をまた掬い取ろうとする。

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