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藤の舞
第9章 獲物
獲物が気づくまで待つ。

「さて治療を始めましょうか。」

体を起こして下腹部を撫で、恥骨に向かって押していく。

トプっ、トプっ

入り口から押し出された白濁が溢れる。
それを指に取り、獲物の口元に差し出す。

「今日は濃いのが出た。舐めて覚えなさい。
強い遺伝子の入った精液かどうか、味わってみなさい。」

獲物は無言で舌を伸ばし、ピンク色の柔らかそうなそれで

ピチャッ…ピチャッ

舐めては飲み下す。
懺悔と屈辱からか、頬に大粒の涙が零れては落ち、また零れていった。

「さて、電気治療を始めますよ。」

一度ベッドから立たせて準備する。防水シートとバスタオルを敷いて、開脚して座るように促す。

鏡に向かって陰部を晒した獲物は俯いている。

電気棒で太ももを撫で、恥丘を転がす。

ん…ん…

獲物はすぐに声を漏らした。

「気持ちいいんですか?」

んはっ…もっと…足りないんです

コロコロと丘を転がし続けると、襞がうねって快感をねだる。

頃合いを見て花弁に棒を動かすと、獲物の腰はゆらゆらとくねり始めた。

んん…っくっ…

「ここはどうですか?」

っあ…先生…クリトリスにいっぱいくださいっ
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