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英里を調教 <大学生編>
第9章 夏の熱気にお酒に酔って 守ってあげるって誓ったのに
 ベンチはコの字に三つ並んでいて、真ん中のベンチに英里ちゃんを座らせて、私と友恵ちゃんがそれぞれ左右のベンチ。
 背もたれに体を預けて眠る英里ちゃんを見ながら、くすくす笑って、二人でなんとなくおしゃべり。
 夏の湿った風。デパートの空調の室外機の音。
 あんまり快適じゃないけど、だからこそ、ほとんど人が来なくて、ひと息入れるのには、ぴったりな場所。

 そこに三人の外国人。

 どこの国の人だろう? 金髪の人もいれば、肌の黒い人もいる。
 みんなすごく酔っていて、英語で何か私達に話しかけながら、こっちへ酔ってきた。

 私はちょっと嫌な予感がして、そこから立ち去ろうと思ったんだけど、英里ちゃんが起きなさそうで困っていると、三人それぞれが、私達の隣に座った。

 私も大学に四年通って、多少の日常会話くらいなら英語が分かるけど、酔っている上に早口な英語、ほとんど聞き取れなかった。
 多分、一緒に飲もう、楽しもう、みたいなことを言ってるんだと思うけど。

 そんな外人さんに、困った顔で愛想笑いの友恵ちゃん。

 立ち上がろうとした私の体が、隣に座った金髪の上に引き戻された。
 金髪の膝の上に座るようになってしまった私の胸を、いきなり太い胸が揉みしだく。

「ちょっと! 何するのよ!」

 そんな私の声にかまわず、男は手に力を込め腰を抱き寄せ、痛いくらいに強く胸を揉む。
 私は出来る限りの英語で対抗したけど、興奮した彼らの耳には届かず、ますますその動きは激しくなる。



 友恵ちゃんはすでに、黒人の男の体の下に組み伏せられ悲鳴を上げている。
 嫌がる友恵ちゃんのタンクトップとブラをぶらし、わざとそサマーニットはそのままで、大きな縫い目からはみ出る乳首を弄んでいる。
 か細い声で「ノー、ノー」と叫び続けるも、そんなことで男の手は緩みはしない。



 眠ったままの英里ちゃんの隣に座った男は、大胆に英里ちゃんの胸を揉む。
 タンクトップを捲り上げ、ホックをはずされたブラから、白い胸が見え、乳首を転がすように指先でこねている。
 バランスを失った英里ちゃんの頭が、男の肩に乗り、慣れないお酒に酔った英里ちゃんは、まだ目を覚まさずに、かすかな吐息を漏らし、それに興奮した男がその口に自分の口を重ねるのが見えた。
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