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英里を調教 <大学生編>
第9章 夏の熱気にお酒に酔って 守ってあげるって誓ったのに
 私は口に太いものを押し込まれ、声も出せずに、体を責められ続けた。
 友恵ちゃんが大きな悲鳴を上げ助けを求めるも、室外機の音にかき消され、きっとここにいる以外の誰にも、その声は聞こえない。
 


 黒人はついに、その大きなものを、友恵ちゃんの割れ目にあてがった。

「いや…お願いっ…助けて…」

 涙を流しながら懇願する友恵ちゃん。
 黒人は日本語が分からないらしく、そんな友恵ちゃんの必死の声も効き目を持たず、躊躇なく腰を沈めていく。

「あ…あっ! ああっ!」

 たまらず友恵ちゃんは泣き声を上げた。



 英里ちゃんは、ベンチに座った男の腰の上、自ら腰を上下させている。
 まだ寝ぼけたままの英里ちゃんは、男と舌を絡め、かすかな喘ぎ声を上げ、胸を揺らせている。

「あ…ん…んん…んっ…」



 私の視界を男の剛毛が塞ぎ、喉の奥まで届くそれのせいで、息苦しくて、朦朧とする。
 クリトリスを噛まれ、割れ目には指が何本も入っている、その感覚すら遠くなる。
 涙が溢れて、狭い視界をまた塞ぐ。
 
 友恵ちゃんが悲鳴を上げた。
 
 助けなきゃ、と思うも身動き出来ず、私もぼんやりする意識の中で快感の波に襲われはじめている。
 
 だめっ…! しっかりしなきゃ!
 私が二人を守らなきゃいけないのに…

 私の中に、男の太くて固いものが侵入してくる。
 下になった私の体に男の汗が垂れる。
 
 気持ち悪い…

 そう思うも、侵入してきたそれは、今までのどんなそれよりも、熱く硬く大きかった。
 その激しさに、頭の中が揺さぶられる。

「ん…あっ…ん、んあっ!」

 私の口から、漏れる声。
 私の感度のいい体は、意思とは関係なく、男を迎え入れようとしている…



 また聞こえる友恵ちゃんの悲鳴。

 それに、英里ちゃんの悲鳴が重なった。
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