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泡のように
第11章 10.
 今思えば、じゅーぶん、性的虐待って呼べる。
 お兄ちゃんが私にしてきたことは。

 でなきゃ、いくら血の繋がらない、という免不罪があるとしたって、年の離れた兄貴が幼い妹をはだかんぼうにして布団の上に転がして、割れ目の奥に指を入れて良いはずがない。

 そして私も、いくら何をされているかわからなかったとはいえ、お兄ちゃんが自分の身体を弄っている最中にニコニコ笑って「お兄ちゃん大好きだよ」なんて言っちゃダメだ。

 どのみち我々キョウダイはフツウじゃなかった。

 性根っからフツウじゃないのに今更フツウになろうとしていること自体が間違いなのだ。
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