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勇者とお姉さま
第2章 洞窟の魔物
次の朝、勇者が飛び起きた。裸の私から視線をそらし聞いてきた。

勇者「えっ、ここどこ? 魔物は? なんで裸で寝ているの?」
魔女「昨日は良かったわぁ~覚えてないの?」
勇者「えっ・・・」
魔女「うふふ。嘘よ♪」

魔女「昨日、勇者君は魔物の一撃を受けて気を失ったの」
勇者「ま、魔物は?」
魔女「魔物は勇者君との戦いでダメージが有ったので私の魔法で倒せたわ」
勇者「良かった・・」
魔女「洞窟を出たところで旅の商人が通りがかって運んでここまで貰ったの」
勇者「はい」
魔女「傷が酷くて通常の治癒魔法が効かなくて・・・」
勇者「・・・」
魔女「悪いと思ったけど服を脱がして肌と肌を合わせて直接治癒魔法を掛けたの・・・」
勇者「・・・」
魔女「迷惑だった?」
勇者「そ、そんなこと無いです・・ありがとうございます」
魔女「元気になったみたいね♪」

私は勇者の股間に視線を落としニヤリと言った。勇者は私の視線に気付き赤い顔をして大きくなっているモノを隠した。

勇者「す、すみません・・・」
魔女「良いのよ。元気な証拠♪」
勇者「///」

魔女「さぁ着替えて次の町に行きましょう♪」
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