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第58章 【番外編】　中学生妊婦の憂鬱 (終)

「あばばばうﾞぁうﾞぁうﾞぁうﾞぁ…あﾞぁっ…」

　ベッドの上で、風間美羽が悶えている。
　白目を剥いて口角に泡を浮かべながらも、それは幸せそうな表情に見えた。


　もうすでに何度もエクスタシーに達したのだろうか。

　全身に赤い斑点状が浮き上がり、彼女は歯を食いしばって声を殺しつつ、ひたすらグネグネと悶え狂っている。
　たまにビクビクと痙攣するのは、その都度オーガズムを迎えているのかもしれない。

　柚子と平河江以子も二人とも全裸で、たまに互いの身体を慰めあいながら、美羽の身体を弄んでいた。美羽の痙攣に合わせてバイブの射精も欠かさない。

　3人とも、至福の時なのだろう。　

　そんな幸せだけが人生の全てではない。
　だが賢い彼女たちのこと。それは十分にわかっているはずだ。人生を送るにおいて、すべからく女性は男性より賢い。

　ましてや柚子をはじめとして、いずれも頭の良い3人。
　繰り広げられる痴態は目を覆わんばかりの光景であったが、そこに不安は見いだせない。


　だから彼女たちには、明るい未来が待っている。　
　それは十分に確信できることである。
　


　だが…