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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第14章 つながる3人の絆
 短い時間でも、深く質の高い睡眠をとることが出来たようだ。
 十分すぎる満足と十分すぎる運動による効果だろうか。

 私が起き上がると華はまたすごい提案をしてくる。

 「ねえお父さん、これから海いこう。」

 その提案には柚子もびっくりしたようで

 「えええ?もう9月もなかばだよ?それに…あたし水着持ってない…」

 「残暑の厳しい昨今ですから、いいじゃない。水着は学校のでいいよ。どうせ人はほとんどいないだろうからさ。今日はもう、ずっと3人で遊ぼう。バーベキューもしよう!」

 確かに今年は9月に入っても日差しの強さが衰えず、夜や早朝に空気が涼しいことを除けばまだまだ夏の余韻は十分な勢力を保っている。

 こうしてほとんど華が押し切るような形で、この日のすごし方は決まり、1時間ほどのちには、私たちは海へ向かう道の途上にいた。

 私の運転する1ボックスの後ろの席では、柚子と華はべったりとくっついたままスマホをネタにケラケラ笑い転げる。

 こんな二人の姿を見るのはもう何年ぶりだろうかという気がした。
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