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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第17章 発覚
 しかし母はそれには直接答えずそのまま受け流すと

 「だからね。ちょっと誰かとお話ししたくってあの辺をうろうろしてたの。」

 と答えた。

 「ふうん。で、どうなの?今の彼氏?は。一緒に住んでるんでしょ?」
 「うん。とっても優しくて、大事にしてくれてる。いい人よ。」
 「うわ、驚いた。捨てた娘にノロケ語りに来たってわけ!?」

 娘は本気のあきれた表情で母を見つめる。
 少し照れくさそうな表情をする母を見て華は、その表情は違うだろう、もうちょっと申し訳なさそうな顔くらいしなさいよと、心の中でつぶやいた。

 華は、この天然というか、少し空気が読めなくてマイペースな母の感じは嫌いではなかった。しかしそれでもこの状況において悪びれもせず顔を赤らめて見せる母には、さすがに嫌悪感のような苦い心持ちが全身に広がる。

 「ごめんね。怒った?」
 「怒ってないけどさぁ。いつからなの?その人とは。」

 「4月の終わりくらいだったかしらね。柚子の担任になってからだから。」

 そこでさらりと、華にとっては驚愕の真実が発覚した。

 「ええええっ!?柚子の担任の先生なの!?」

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