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第25章 怒　IKARI

　私の中から、プシュプショとあふれる汁でお父さんの顔についた血が洗われていく。
　そして私は両足でお父さんの顔を挟み込んだまま、その気持ちよさの余韻にひたってた。少なくともその時の私からは、怒りも悲しみもどこかへ飛んで行ってたはずだ。

　「ねっ…お父さんのおちんちんも舐めたいよう…」
　「あっ…華…泣いてるのか…」
　「ちがうよっ、ちがうよぅっ。エッチなお父さんが嬉しいからだよ。」　

　勘違いされて、またしぼんでしまってはいけないから、私は慌てて涙を手で拭いながら誤解を解くと、お父さんを立たせてからもう一度お父さんのおちんちんに口を寄せた。

　舌でおしっこの穴をペロペロすると、ピクピクとそれに合わせて反応するおちんちん。
　袋から先っぽまでゆっくりと舌を這わせれば、びよん、びよんて元気に動く。
　袋を口に含んで舌を動かすと、口の中でタマがコロコロと転がった。

　ここに、私の中に注ぎ込まれる精子がたくさん詰まってるんだ…


　「お父さん、すっごく元気なおちんちんになったよ。これで、華のこと後ろから犯しちゃうの？」
　「ああ。後ろから、たくさん突いて、中にいっぱい出すからな。」