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弁護士秘書のイケないお仕事
第3章 変化
連休明けの出勤。
先生が少し早めにきた。

「会いたかった。」
先生が直ぐ私のテスクニきてくれたので、すぐキスをした。

ああ、こんな日が来るなんて、、、。
先生を想って、事務所でオナニーしたことが何度あったことか。
先生がいないとき、先生のデスク周りやPC の壁紙の女に嫉妬して、会議室で尻を高く突き出しながら、先生のボールペンをアソコに出し入れして、ネトネトの愛液がついたボールペンを何食わぬ顔で先生の筆入れに戻したりした。

勿論、私はキスフレで十分なんだ。
先生に明るいところで見せられないほど不細工な体をしているから。
それに、先生もアラカンでさほど激しいセックスはできないだろう。

髭を貯えた先生の唇を舐める。
先生も私の口の中に、舌を入れてくる。
「ンン、、、」
ああ、でもだめ。昔の習性で、好きなオトコとキスをすると、アソコがジュンと熱くなってきて、、、シたくなってしまう。

「先生、、、シたい。」
彼の首に手をかけて、上目遣いに言う。
勿論、あと一時間後に相談が始まるので、そんなことはできない相談だ。

『俺はいつでも由梨としたい』
先生は、私の耳元で囁く。

幸い、今日は木曜日で、私は少し帰りが遅くなっても構わない日だった。
『五時に、駅前のメッツに向かって。部屋取っといた』
「ありがとうございます。楽しみ♥」
若いカップルのようなことをしているし、子供のいない先生は、実際若々しい。

彼と付き合うようになってから、私へ愛人が向けられていると知った安心感からか、彼の皮肉な物の言い方も、頭ごなしに人を否定する言い方も、さほど気にならなくなった。
寧ろ、頭の良い彼のこと、そう言ってしまうのは当然のことなのだろう。
それよりも、彼のスマートな振る舞いや行動につくづくの感心を抱いていた。

『部下に手を出したのは初めてだよ』
メッツの一室で、先生は苦笑していた。
「そうなんですか?先生モテるだろうから、、、選び放題だったでしょう。」
彼のお金を目当てに近付いてくる女達、弁護士だというだけで群がる女達に沢山出会ってきた彼だからこそ、モテることには辟易していた。

偏差値70超えの弁護士と言えども、先生だってひとりの男性であり、人を好きになることもあれば、セックスだってする。
そんな当たり前のことをしれたのは、彼と付き合えたメリットだろう。


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