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§ 龍王の巫女姫 §
第16章 淡く儚く 愛おしく

少しずつ冷静さを取り戻しているのか。
花仙は黙って考えを巡らしていた。


..... フ ッ


「花仙…!!」

「──…」


そっと優しく、彼の口許に笑みが浮かぶ。


花仙はそのまま足を前に踏み出した。


ガサ ッ


沓を履いていない彼の足が、立ち尽くす水鈴を目指して向かってくる。

ゆっくり、ゆっくりと…

近付く彼が、ほんの少し震えているように見えるのは気のせいだろうか。


水鈴は目をそらせずに待つだけだった。


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