この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
§ 龍王の巫女姫 §
第17章 氷の中の乙女

「そろそろ昼餉( ヒルゲ)を用意しようと思うのですがいかがですか?」

「ああ、なら俺が水鈴を連れてこよう」

「はいはい、お任せ、致しますよ陛下…」

それほど遠くには行っていない筈ですと告げられ、炎嗣は散策中の彼女を探しに出た。





───




…とはいっても


「何処まで行ったんだ…」


当てもなく見つけ出すには、離宮を囲む桃の森は広すぎる。

葉のない木々の間を歩きながら、侍衛にやらせればよかったと早くも後悔し始めた。


歩いても歩いても周りの景色は変わらない。


森に囲まれて育ってきた水鈴のこと、道に迷ってはいないだろうが…

不意にきた胸騒ぎに
炎嗣は不安になっていた。


/567ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ