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桜の咲く頃
第4章 桜の木の下で
「修吾、どうしたの?目を覚まして」
葵と同じ事した
キョロキョロと見回し
目に入った女性をガン見した
「おたくどちら様?」
「何言っているの? あなたの奥さんの 旧姓 佐野倉 葵 今は、咲山 葵
あなたは婚約者振ってから私をあきらめられないからってあの桜の木の下でお互いに告白した」
呆気にとられて…
「迷信でなく本当だったんだ」
「十年後に結婚するから…それまで何もしないでね~」
「先生…桜の木を抱きしめて何してるんですか?」
「葵の話信じる」