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桜の咲く頃
第9章 約束
当日…クラスメートたちと久しぶりに再会

「葵…」
「わ…みんな綺麗」

わいわいがやがやと式も終わり

懐かしい学校の門をくぐり抜けて 桜の木があった場所で待っていた

「…」
「おーい…」
「先生、覚えてくれてたんだ」
「何泣いている? 」
「先生が婚約したと聞いたから、来てくれるとは思わなかったから」
「婚約の話は断った 、葵が心に住み着いているのがわかっていたから、そんなんで結婚しても相手に悪いから…」
「先生…」
「名前で呼ばないのか?」
「修吾…」
本物の愛を感じて
口づけをした

「葵は付き合っている人はいるのか?」

「ううん~付き合っても修吾さん以上の人はいないから…」

「ここで葵が言った言葉ここから始めよう。僕と付き合って欲しい、それからできたら一緒になって欲しい」

「嬉しい…私はいつの間にか修吾さんが…心に住み着いていた」

「で…今日はどうする?」
「どうするて?私何にも予定ないけど」

「デートしようか?」

「うん~」

街中で…腕を組んで歩いた
喫茶店にも行った
初めて乗った修吾さんの運転で…

「今日は楽しかった、ありがとう~じゃあ」

「じゃあ?それはないよ…」

「でも…明日仕事」

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