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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第2章 夢の続き





「宝剣を作った鍛冶師?」


「あぁ‥」





アルは着替えを済ませルイスの執務室に来ていた


さっきとはうって変わったいつものアルにルイスは平静を装いながら宝剣のことを尋ねる‥



「鍛冶師っていっても‥


もうあの宝剣は2千年以上も前に作られたものだって聞いてるよ‥」


「2千年!?…

そんなに古いもんなのか?」


「うん…

でも、なんでまた急に‥?」


「あ、あぁ‥


ちょっとな、特別な武器が欲しくて‥」


ルイスは言葉を濁しながら言う

「特別な?」


「あぁ、なんつーか‥

こう、魔法的なというか不思議な力を持つ武器みたいなもんを探してんだけど‥ないよな、おとぎ話じゃあるまいし」



ルイスは頭をかきながら続けた‥


「でも、2千年っつったらこの国が建国される頃ってことか‥

お前の村はそんなに古いのか?」


「うん‥

村に伝わる、いろんな逸話とか結構あったよ‥
古すぎて伝わってないのがほとんどだけど‥」


「逸話?‥」


ルイスはアルの言葉に食い付く

「逸話ってのはどんな?」

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